天空の丘
僕たちが
朝を向かえ
夜に終える
長くも短いそのヒトトキ
澄んだ泉に
一粒の涙が落ちるかのように
波紋が織り成す七色の夢が在った
人が忘れさったどこか遠くに
止まることなく
落ち続ける
ポツン。ポツン。ポツン。ピトン。
真っ白と真っ青しかない
その丘には
風の謳う声が響きあう
その真ん中にある泉
天井には屋根などはない
どこからか
ひたすらに
落ち続けている
ピトン。ピチョン。チョン。ピトン。
幾度も太陽が昇り
幾度も月が沈む
変わらず刻み続ける
寄り添うかのように
咲く花が枯れ
再び咲く間でも
変わらず
ポチャン。ピットン。ポツン。ポツン。
誰かが来るわけでもない
この天空の丘
泉の輝きだけが目印だ
だが、たどり着くことは
おそらく皆無であろう
もし・・・その場所に
いけたのなら
行くことができる人がいるとするならば
その人は
背中に白い翼が生えた
美しい鳥に違いない