僕たち(私たち)のなくしたもの
世界のどこかで
きっと誰かが願っている
平和でありますように
世界のどこかで
きっと誰かが祈っている
幸せになれますように
何処かの教会で
何処かの丘の上で
何処かの砂浜で
何処かの町で
空を見上げた
純白の少年少女が
流れた涙を見て
何かを感じ
一緒に泣いた
朝を迎えた草原で
飛び立つ蝶は何処を目指したのだろう
深夜を回った都会で
街灯の下を歩く猫は何を思うのだろう
夕時を迎えた砂漠で
黄金の蛇は何を夢見たのだろう
天空に日差しが輝く海で
孤独の鯨は何を歌ったのだろう
子供の時
僕らは
私たちは
小さなことを大きく
大きく、もっと多く
ふくらませて一日を長く過ごした
あの純粋は
いったい何処に行ってしまったのだろう
こころのどこか?
過去の箱?
思い出?
どうしたら取り戻せるのだろう
あの笑顔を・・・
僕らは(私たちは)
とても大切な一途な思い
純粋な感情を
無くした
きっとなくしたんじゃない
仮面の下に確かにあるはずなんだ
でも
表に出せなくなって
見失った
それだけなんだ・・・・