こんばんは。日本は桜の季節ですね。

バリ島ウブドは晴天の穏やかな日が続いています。

 

前々回のブログでシーラさんの“調整“のお話を書きました。

“調整“の仕方は人それぞれ。

今回は私の心のお話です。

 

 

 

 

長い期間SNSから離れてブログを休んでいた間も

昨年3月にブログを再開してからも

私にはお伝えできない言葉がたくさんありました。

 

時々流れ出る言葉を書きとめ

誰に伝えることもなく

ただ書くことで

静かに自分自身のバランスをとっていたのだと思います。

 

どうしようもなく辛い時

どうしようもなく悲しい時

心を閉ざし

心の内側を言葉でお伝えすることができないことは

私の弱さなのだと思っています。

 

今までお伝えできなかったことを

少しづつ。

 

 

 

 

Instagramでは昨年10月に

昨年6月に急遽決まったフィオーレの森の個展ではお知らせメールで

少しづつ皆さまにお伝えしていたこと。

 

Owlhouseの大切な家族

ドギー 2020年12月19日 空へ 15歳

クッキー 2021年5月30日 空へ 13歳

 

今は空の上でゆっくりと

二匹で仲良くOwlhoseを見守っています。

 

ドギーが亡くなった後

うさぎのきいちゃんもドギーの後を追うように空へと旅立ちました。

そしてずっと寂しさを耐え、シーラさんを支えてきたクッキーも

6ヶ月後、Owlhouseの引っ越し2週間前に突然ドギーの元へ行きました。

 

 

Instagramやブログで

Owlhouseのテラスの写真をお見せしなくなったのは

そこにドギーとクッキーがいないいことを、

まだ自分自身が受け入れることができなかったからです。

 

友人やお客さまから

Instagramのコメント等でドギーとクッキーの事を尋ねられた時も

ひと言で答えることができず…お返事を避けていました。

 

元気な笑顔で答えることができるまで、少し時間が必要でした。

でも…時間がかかり過ぎた事

とても申し訳なく、自分の弱さを情けなく思っています。

 

Owlhouseを訪れ

ドギーとクッキーにたくさんの愛情を注いでくれた方々に

心から感謝の言葉をお伝えしたいと思っています。

 

 

 

 

15歳まで生きたドギーはバリ犬では長寿でした。

 

ドギーは高齢なので徐々に視力が弱くなっていることはわかっていました。

2020年の6月頃から急に夜は部屋で寝るようになりました。

どうしたのかな?と思っていたら

その数日後に失明。

数日間は沈み込んで食事もせず動かなくなりました。

 

それでもゆっくりと日常を取り戻し

クッキーが目の見えないドギーのサポートをしていました。

トイレで庭に出た後、方向がわからなくなったドギーが困っていると

クッキーはすぐにシーラさんを呼びに来ました。

日課の夕方の散歩も徐々に慣れて今まで通り。

リードをつけて小走りもできるようになりました。

 

家族でドギーをいたわりながら静かに過ごす日々。

 

でも11月になり、雨期で散歩へ行けない日が続いた頃から

ドギーは歩けなくなりました。食事も減り、闘病と介護の日々。

 

家から出かけたことがないドギーを病院へ連れて行くことは可哀想なので、

獣医の友人にOwlhouseき来てもらい診察を受けていました。

 

獣医からの指示でシーラさんが4時間おきに栄養剤を注射。

(自宅では点滴が出来ないため)

その頃、シーラさんは家族のセレモニーの準備と引っ越し現場の作業で毎日忙しくしていたのでプリアタンとOwlhouseを毎日何往復もしていました。

 

動物の介護は言葉が交わせない分、とても大変でした。

その姿をクッキーはいつも静かに見つめ、見守っていました。

動物同士の愛情はとても深く、

クッキーもまた言葉にできない辛さがあったと思います。

 

どこかで覚悟をしていても

Owlhouseの家族として共に過ごした日々

やはりドギーの死を受け止めることは辛すぎました。

 

クッキーの寂しげな顔を見ると言葉にならない悲しみが溢れて涙が流れます。

 

それでもOwlhouseの引っ越し現場の作業は続き

ドギーがいなくなってからはクッキーはいつも一人で留守番をしていました。

 

Owlhouseの他の動物たちは、何気ないことでクッキーを励ますように。

静かに、悲しみを癒してくれました。

 

すみません。

長く、悲しいブログになってしまいましたね。

クッキーのお話は次回に。

 

 

 

 

明日も穏やかな一日になりますように。
Sampai jumpa di Owlhouse 
 
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<個展&イベント情報>

Owlhouseはコロナ禍で不定期オープン。
事前にご連絡頂いた時のみオープンしています。

 
2021年5月末に予定されていた東京での個展を開催いたします!

 

25周年記念 W.Sila展「Happiness」

2022年5月20日(金) 〜 5月26日(木)
東京・ギャラリー 自由が丘

 

シーラ氏来日予定で準備を進めていますが、コロナの影響で日本は鎖国状態?

来日できない場合は個展会場にてリモート対応になります。

リモートにて新しいOwlhouseとバリ島の様子をお伝えします。

その際は原画とフレームをバリ島より輸送。

25周年の個展タイトルを当初の予定の「 Serasi 」から「Happiness」に変更しました。

皆さんへしあわせをお届けできる個展になればと思っています。

また原画展と同時開催で「Happinessマーケット」も企画中です。

変更の理由やHappinessマーケットの詳細は後日ブログにてお話しします。


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p.s
現在Owlhouseのホームページのインフォメーション等が機能できない状態です。
復旧までしばらくお待ち下さい。
www.owl622.com
 
Instagram バリ島Owlhouseの様子をお届け
https://www.instagram.com/owlhousebali

FB 随時情報発信中!
www.facebook.com/owlhousebali

オウルハウス(Owlhouse)
Jl Gunung Sari ,Peliatan, Ubud Bali
Tel:62-361-977649  mobile:0818566861
email:owlhouse@indo.net.id

 
***
 
Owlhouseは24年前から日本で個展をスタート。
現在、プロバイダーNiftyの移行時のトラブルでホームページが機能せず
owlhouseのインフォメーションと個展等の履歴が全て消えてしまいご迷惑をおかけしております。
(HPは改定予定で製作中)
下記に簡単なOwlhouseの履歴を明記します。
 
W.Sila氏の個展は
東京国際フォーラム、ホテルヒルトン東京、銀座、表参道、軽井沢、神戸、京都のギャラリー他
日本橋・横浜高島屋、松屋銀座、梅田阪急本店、仙台等の百貨店でのイベント
東京都美術館「国際美術展」、インドネシア大使館主催「東京日本友好50周年特別展示会」参加
マレーシア ジョホールバル”Forest City Arts festival”参加 
朝日新聞主催「朝日チャリティー美術展」には2005年より毎年作品を寄贈
バリ島アルマ美術館、児童養護施設「Career Fair」参加、日本人補習校での絵画指導
日本来日時は小学校訪問などの文化交流を行い、御茶ノ水女子大附属小学校では特別授業を行ってきました。
ポエム画集「kata-kata」2004年初版/2010年改訂版発行
poem by Yoko Jatiasih / Translation by Thomas R W
絵本「pelan-pelan」2010年、「pelan-pelan for children」2013年発行
poem by Yoko Jatiasihi / Translation by Ibu Robin Lim
絵本「Pelan-pelan」の収益の一部はYayasan Bumi Sehatに寄付しています。
個展オープニング等で深町純氏のピアノ演奏、笙奏者・田島和枝氏、笛奏者・雲龍氏とのコラボ演奏会
10周年個展ではシーラ氏が作った茶道の道具での「フクロウの森お茶会」を開催
表参道・ふーみんさんとの食のコラボ等

 
Owlhouseの数えきれない24年間の履歴はブログにてゆっくりご紹介いたします。
詳細はメールにてお問い合わせ下さい。

 

 

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