こんばんは。

シーラさんの実家の村で

昨日からお葬式のセレモニーがはじまりました。

7月6日の合同火葬までセレモニーが続きます。

 

 

写真はnguwangun

火葬の数日前に亡くなった方の魂を呼び

シンボルを作るセレモニー。

 

 

セレモニーに立ち合うことも

バンジャール(村の共同体)の大切な仕事です。

 

今朝は5時からお葬式のお供え物作りへ。

 

各自の仕事は分担作業。

お供えものに使うサテ(串焼き)を

ズラリと並べて大量に焼きました。

 

 

 

お葬式のセレモニーと準備が続く実家の村。

実家の敷地はすべて借家に変わり、

シーラさんの居場所は無くなってしまいましたが 

それでもTebesaya Jl.スクマのバンジャールに所属しています。

 

バンジャールの仕事がある時は

朝でも、昼でも、夜でもウブドから通います。

 

シーラさんは日本の個展終了後

バリに戻った直後からバンジャールの仕事で忙しい毎日。

owlhouseの仕事とバンジャールの仕事との両立はかなりハードです。

 

日本でも家事と仕事の両立。

育児と仕事の両立など働くための課題は大きいですが

地域社会との両立はごく一部かと。

 

でもバリ人にとって

地域社会(村の慣習)との繋がりには独特の重みがあります。

 

正直、バンジャールの仕事との"両立"を見ていると

"なんでそこまで無理をしてやるの?"と思うことがあります。

頻繁に変わるタイムスケジュールで細かい作業を続けること。

そのエネルギーとパワーは何なのか?

 

バリ島でバリ人としてやるべき事の大きさと重さ。

"両立"するために様々な人が

様々な形で努力を重ねています。

それは強制ではなく村の慣習として。

 

村から離れて住む人、仕事が忙しい人etc

状況に合わせてのシステムもあり

シーラさんのように村から離れて暮らしている人は、

バンジャールに常に参加することが困難なので

村の規定でお金を収めています。

 

そのためセレモニーの準備には参加しなくていいのですが、

シーラさんは可能な限り村へ行ってお手伝い。

自分が出来る範囲で、出来ることをしています。

 

遠くに住んでる親戚は遅くともお葬式の3日前には里帰り。

ニュージーランドやイリアンジャヤなどから戻り

バンジャールの仕事に参加しています。

 

"バリ島ではセレモニーのための休暇が多いので雇用が大変。

休暇は絶対ですが経営者としての立場を考えると難しい問題ですよね"

バリ島で事業をする外国人からよく聞く話です。

 

確かに冠婚葬祭のための有給休暇が頻繁にあるのは大変かと。

 

owlhouseでも以前はスタッフがいましたが

同じTebesayaの人だったので、

セレモニーがある時は一緒に休むので結局owlhouseはクローズに。

 

観光で成り立つバリ島。

セレモニーでお客さんに迷惑をかけないための配慮は不可欠で

見えない努力を重ねています。

 

村でのセレモニーの準備があると

シーラさんはTebesayaとowlhouseを行ったり来たり。

今日は早朝〜owlhouseとTebesayaを3往復しました。

 

バンジャールとowlhouseの仕事との両立をこなします。

 

シーラさんが忙しくてもowlhouseはマイペース。

庭に咲く”merak(ムラック)”というバリ島に昔からある花。

今は少なくなったので種を探して大切に育てました。

ナチュラルショップhou-houの横に咲いています。

 

 

 

明日も穏やかな一日になりますように。

Sampai jumpa di owlhouse.

 

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 <個展&イベント情報とお知らせ> 

・お知らせ

7月6日にシーラさんの実家Tebesaya ジャランスクマにてお葬式があります。

親戚のお葬式のため7月5・6・7日はシーラさん不在の時間帯があります。

5日は14時半までowlhouseはオープンしていますが、10時〜11時はシーラさん不在。

6日は終日owlhouseはクローズ。

7日は14時までowlhouseはオープンしています。

 

事前にメール等でご連絡いただければお葬式当日以外は調整いたします。

wsila5766@gmail.com (日本語で対応)

 

なお、ナチュラルショップhou-houは通常通りオープンしています。

 

・個展

W.Sila Exhibition ”kata-kata from the forest ” in Bali

W.Sila展 "森からの言葉”  

2019年 8月1日〜10月30日 

CAFE DES ARTISTES 

tel:0361-972706
Jalan Bisma 9X, 80571 Ubud
11:00-24:00

 

カフェデアーティストでの個展は

故・ルディ氏と親しくさせていただき2004年から開催していました。

やっと気持ちの整理がついたので…久しぶりの個展開催です。

個展”kata-kata”は絵と言葉のコラボレーションです。

 

**

 

p.s

現在owlhouseのホームページのインフォメーション等が機能できない状態です。

復旧までしばらくお待ち下さい。

www.owl622.com

 

FBでも情報発信中!

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owlhouseのインスタグラム

instagram@owlhousebali

 

オウルハウス(owlhouse)

Jl.Bisma Ubud Bali

Tel:62-361-977649  mobile:0818566861

email:owlhouse@indo.net.id

 

***

 

owlhouseは20年前から日本で個展をスタート。

現在、プロバイダーNiftyの移行時のトラブルでホームページが機能せず

owlhouseのインフォメーションと個展等の履歴が全て消えてしまいご迷惑をおかけしております。

(HPは年内に改定予定で製作中)

下記に簡単なowlhouseの履歴を明記します。

 

W.Sila氏の個展は

東京国際フォーラム、銀座、表参道、軽井沢、神戸、京都のギャラリー他

日本橋・横浜高島屋、松屋銀座、梅田阪急本店、仙台等の百貨店でのイベント

東京都美術館「国際美術展」、インドネシア大使館主催「東京日本友好50周年特別展示会」参加

朝日新聞主催「朝日チャリティー美術展」には2005年より毎年作品を寄贈

バリ島アルマ美術館、児童養護施設「Career Fair」参加、日本人補習校での絵画指導

日本来日時は小学校訪問などの文化交流を行い、御茶ノ水女子大附属小学校では特別授業を行ってきました。

ポエム画集「kata-kata」2004年初版/2010年改訂版発行

poem by Yoko Jatiasih / Translation by Thomas R W

絵本「pelan-pelan」2010年、「pelan-pelan for children」2013年発行

poem by Yoko Jatiasihi / Translation by Ibu Robin Lim

絵本「Pelan-pelan」の収益の一部はYayasan Bumi Sehatに寄付しています。

個展オープニング等で深町純氏のピアノ演奏、笙奏者・田島和枝氏、笛奏者・雲龍氏とのコラボ演奏会

10周年個展ではシーラ氏が作った茶道の道具での「フクロウの森お茶会」を開催

 

owlhouseの数えきれない20年間の履歴はブログにてゆっくりご紹介いたします。

詳細はメールにてお問い合わせ下さい。

 

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