昨夜は「ウッドルアーでなまず狙い」 | THE OWL GENE LURES

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ハンドメイドルアー
岡山ガレージブランド
オウルジーンズ

釣りや道具や作者カワニシのブログ

「台風がやってくる」ってこともあってか、河川から河川への用水路や、近所の用水路の水かさが一気に引いた。

「台風前は反応が良い」...とかの根拠はわからんが、少し吹き始めた風で(気化熱やらの影響もあって)確実に水温は下がるし。
水温が下がれば水中の酸素量も増える。
台風による氾濫を防ぐためにも水かさがぐっと下がったとなれば...


「なまず狙い」。



案の定、昨夜は魚影と反応は、ここ最近で一番でした。

...が、バイトは浅く、なかなかフッキングまでには至らない...
行くポイントごとに、かなり反応があるものだから、つい見切れずに粘ってしまうのは悪いくせ。

乗らない魚は自分の魚じゃない。

ここぞのポイントで見つけたのはサイトで獲ったこの子。


ぴったり計測で66cm。
まだまだなのは分かってはいるものの、自身の今期では一番大きいサイズ。
最近は地元のポイントもスレてきていたので、久しぶりの65越え。
このサイズになると、泳いでいる姿も「お!ええサイズ!」ってなります。


ナマズは用水路や河川域のフィールドが多い魚。水かさが下がった分、自ずと足場が高くなります。
今回は足場約2メートル前後。
負担をかける間なく、素早く抜きあげてキャッチしてやるってのもパワーロッドの選択方法の一つ。



この子は流れこみの泡の中に頭だけ突っ込んで、うねうねしていたところにルアー投入で食いついてきました。

綺麗な雲状模様。一説によると、黒いナマズは水質があまりよくなく、マダラに雲状模様は綺麗な水質だとか...(諸説あり)

とにかく嬉しい一本でした!



ナマズ用にカスタムしてからは、かなりの数を釣り上げてきたチェリー、お腹のウエイトも飛んでいき、今日はメンテナンスにパーツ、フック、ヒートン交換!

オウルの仲間内で、ちょっとこだわってやってるのが「ナマズにもウッドルアー」っていうゲームスタイル。
木製プラグは、ビスやヒートンの打ち直しはもちろん、穴あけ、カスタムにも自由が効くし、コンクリートに擦りつけるようなタイトなキャストで落としこんでいくにも、パッカンと割れたりはしない。
木片になるまで使い込む経年変化の楽しみ、中身の詰まった十分なウエイトもウッドルアーの魅力。

デメリットはコストの高さ...

オウルからは樹脂のナマズプラグも作っていますが、そのおかげでウッドルアーでやるナマズの魅力を再確認ってところ。


スレて来ると、今までのポコポコ巻くだけのナマズ専用ルアーだけでは、やっぱり反応が薄くなってきたりもして、バス用ルアー同様に、時に多彩なアプローチも必要になるフィールドが増えてきています。
長いもので20年近くも生きるといわれるナマズ。経験豊富な大物を狙おうとなると、自ずと難易度も上がる?

二軍になってしまったルアーからでも十分。
見事一軍に返り咲く。





こちらは、今年作った新作「クランク&ミノー」。
ナマズにも効果覿面のミノーシェイプのサーフェスクランク系のハンドメイドプラグです。


県北津山「チームナマズ」カズからのデイ釣果。




少し涼しくなる、低カロリー高タンパクの釣り。




「台風がやってくる」豪雨被害もさめやらぬ間。
被災地の皆さん、気を付けてください。