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『人質の朗読会』 著/小川洋子(中央公論新社) |
バットエンドが決まった遺書の朗読会。
誰に何を残したかったのか?
それは、一人一人が抱えた他者との一瞬の繋がりの物語。
そう考えると、遺書ではなく、自分の人生を振り返り
過去との対面を最後に行っていた。
つまり、走馬灯みたいなものだったのかもしれない。
そういう意味では、超常的な現象は無くても
これは日常に潜んだ幻想とも言える作品。
(前回のユリゴコロは日常に潜んだ悪夢って感じ)
ちなみに、お勧めはスープ。
正に日常に紛れ込んだ幻想のように
感じた作品。
物語の基本はボーイミーツですね。
博士が愛した数式にも少し興味が湧きました。
