「ほっこり本屋さんのわくわく旅・サーティーンス」について(一紀行) | 讃岐学の歩いてきた道のり

「ほっこり本屋さんのわくわく旅・サーティーンス」について(一紀行)

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【1】待望のとある本が発売された当日の午後12時に松井山手のツタヤに到着。タイトル的に店員さんに尋ねるのは弱冠のためらいがあるため、自力で探すも見つからず‥。その代わりと言っちゃなんやけど、伊坂幸太郎さんの文庫「あるキング」と、のりつけさん「さすらいアフロ田中」7巻と初対面した。


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【2】俺はこの本が確実に売れると考えているけれど、小中規模店の仕入れ担当が踏み切るには勇気が必要とも思うから、ないことはある程度想定内のため、仕方ないと切り替えた。まずは「このへんMAP」にもある大学時代から馴染の台湾ラーメン「屋台」へ。


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【3】ここのおでんを秋冬辺りに食べようと決意して店を出た。隣のサンクスの駐車場には白ペンキで「サンクス」とあって、ネーミング得だなと思いながら出発!毎回、ほっこり本屋さん⇒城陽を深める旅の流れだけど、今回は前回のリベンジを早々かますべく、矢印を逆転させ、まずは森山遺跡を目指した。


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【4】画面を頼りに迷いながら到着した場所は、住宅街に佇む異空間。石碑に刻まれるは、手前から、史跡説明1・2・道具をつくる・火をおこす・ふねをつくる・魚をとる・木の実をとる・狩りをする・土器をつくる・食べる・建てる・縄文のむら・3であった。


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【5】道路を隔てた先には、縄文時代の雰囲気を残しながら作られたブランコや滑り台、鉄棒、平均台などの遊具が円の90度に該当する外側ラインに沿って並んでいて、中心地点には、かつて人類が暮らしていた骨組みだけが再現された家がドーンと建っていた。


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【6】観察の後に、酒屋にて6本セットでお買い得シリーズの缶コーヒー1本をリュックのサイドポケットから取り出して飲むも、まぁぬるくなっていて、半分ほどで音を上げてしまった‥。そして、次なる目的地・梅の子塚古墳を入力するも、該当ゼロ。検索しても、大まかな住所しか見つからずに、困った。


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【7】仕方なく、大まかな住所地を入力して出発!すぐ到着するも、ただの大きな林‥。入口らしき場所と思って進めば、トラックが砂利を運搬する裏ルートで、この先に正解があるとは思えず引き返した後もめげずに探すと、ガードレールが途切れた場所を発見!


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【8】入口に立った時点で、この先は行き止まりと分かっていたけれど、生い茂る草を分け入ってからそれを実感しない限りは諦めがつかないと思って、行くと案の定行き止まりで踏ん切りをつけられたw「このへんMAP」に記されているエリア制覇が見えてきたなぁと思いながら、久世神社まで帰ってきた。


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【9】近所の自販機で買った超懐かしのライフガードを飲んで、近所のドラッグストアで買った関西ローカル番組「せやねん!」で紹介された「男Ag+」で拭きながら、クマゼミとアブラゼミの区別がつく近所の子どもが「ダブルトリオ(?)」と言いながら虫取り網で採集する姿を見ながら、準備を整えた。


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【10】ミシマ社の本屋さんに入ると、1人は別室で黙々と本棚をやする作業に没頭する棚ジュニさんと、もう1人はやたら「俺なんて~」口調の卑下ジュニさんの2人がいた。話しやすい雰囲気を纏う彼から、十八番をあえて封印しての初対面コミュニケーションを試みてみたり、関ジュニ事情を聞いてみた。


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【11】気付けば一時間以上話していた。相性ってやっぱりあるなと思った。展示責任者は珍しく不在のため完成と判断できず、「遊牧夫婦」はまたしても延期w次こそは‥。「困ってるひと」を返却・「リアル1巻」を寄贈・「バタフライ•エフェクト」を借りて、玄関で靴を履く時に初めて棚ジュニを見たw


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【12】以前確認した「それ町」8巻「ヒストリエ」3巻を求めて、小倉BOに行くも無かった‥。インセプションされた?気を取り直して、久御山イオンの本屋へ。新刊・話題・自己啓発・ビジネススキル・エッセイ・タレントと探すも発見できず‥。収穫なしで帰るは悔しいから「それ町」9巻を購入した。


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【ラスト】新空間をジックリと観察して帰って、家で「それ町」を確認したら、次買うべきは8巻だと気づいた。なんだか小不運に見舞われた一日だった。にしても、チャリンコが最強の武器の小中学生の頃、地元の友だちと久御山ジャスコ(当時)に行くことは大冒険だったなぁ‥。人も建物も変わっていく。