3度目の流産から１ヶ月たち、
ずいぶん気持ちは落ち着いてきたのだけど、
家から一歩外に出るとなんとなく緊張してしまうクセはまだ抜けません。
知り合いのいないところ、
ふだんの買い物や休日のおでかけなどは大丈夫なのですが、
子どもの送迎や行事で知り合いがたくさんいる場へ向かうときは
心にしっかりバリアをはって、仮面を1枚かぶってるような気持ちです
今回の流産は、安静生活を送った後のできごとだったので
毎日顔を合わすママたちにはやむをえず報告済みです。
みんないい人たちばかりで、気遣いの言葉をかけてくれたり、
逆に何もふれずにいてくれたりします。
流産の報告をした日以来、
あえてその話題が出ることはなく（当然だ
）
みんな普段と変わらず楽しそうにおしゃべりしています。
初め、その光景が私にはすごく遠い世界のできごとに見えて、
自分だけ時間の止まった世界にいるようでした。
「私の赤ちゃんが死んでしまったというのに
どうしてみんな笑っているんだろう？」
「落ち着いたらおいしいもの食べに行こうって
子どもを亡くした人にかける言葉なんだろうか？」
流産直後は気持ちがどうしようもなく落ちていたので、
そんなふうに思ってしまい、自分しか見えていませんでした。
でも最近になってようやく
みんながそっと気遣ってくれていることに気付けたり、
普通にしてくれていることがありがたいことなんだ、
と思えるようになってはきました
ただ、どうしても目をそらしてしまうのが、
あるママの3人目の赤ちゃんです。
私がそろそろ3人目…と思ってなかなか妊娠できなかった頃に
思いがけない妊娠から産まれた赤ちゃんです。
そのママのことはとても好きだし、
赤ちゃんもものすごくかわいいのですが、
流産後は心臓がドキドキしてしまって目をそらしてしまいます。
そのママと話すことも今はちょっとしんどいです。
でもこの感情は今だけのはずなので、
笑顔でふつうに話すようがんばっています
他の3人目ちゃんだと平気なのだけど、
自分のしんどい時期と重なってしまっているせいで
こんな気持ちになってしまうのだと思います。
自分がほしくてほしくてしかたないものを
何の苦労もなく手に入れるまでを見ていたので
よけいつらいのだと思います。
いつもながら自分の心の狭さが恥ずかしいです
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