大学の夏休みも残りわずか。夏休み最後の遠征として図鑑で見た時から憧れのトンボだったマダラヤンマを採りに行く事にした。


マダラヤンマはガマなどの抽水植物が繁栄する泥深く比較的に大きな池を好むトンボである。また寒冷な土地を好み、北海道から東日本、北日本に分布している。


ホバリングを交えながら飛ぶということで簡単に採れると思っていたが、そんなことはなかった。


去年は記録にある場所に採集しに行ったが、姿を見る事すらできず。今年も同じポイントに行ったが暑さのせいかたくさん歩き回ったが姿すら見れなかった。


夏休み最後のチャンスとして、自分が探し出した記録のあるかわからない北関東のポイントを目指して、9月17日始発の電車で最寄り駅を出発した。


午前8時頃にポイント到着した。


マダラヤンマが好む葦やガマが生い茂る環境だったが、姿を現さない。探してもいないので次ポイントへ向かうことに。


道中でカトリヤンマの死骸を発見。


到着したがここも探してもマダラヤンマは見つからない。この2つのポイントを往復して探し回っていると見つからないまま昼になり気温は30℃超えに。暑すぎて飛ばないと判断して夕方にリベンジする事にした。


ひどい暑さに体力が削られ、「またダメだったか…」と半分くらい諦めいた。


17時ごろ最初の池に戻った。気温は下がってはいるが暑い。もう一度探している葦に何かが止まったので見てみると


 写真はボケているがカトリヤンマのメスだった。

変な場所に止まっていたので観察していると池にもう1匹ヤンマが出現。しかも青くて小型だ。これはまさか…


マダラヤンマだ。


近くまで来たが空振り。警戒心はあまり無く振っても逃げ無かったので近くに来くるのを狙ってるうちにギンヤンマと喧嘩して消えてしまった。


焦って探し回ったが見つからず。さっきの場所に戻ると再び戻って来ていた。今度はもっとしっかりと狙って…


最初の発見から15分後にネットインする事ができた


緊張で手が痺れて感覚がない(笑)


思っていたより小さいトンボだったが、その分綺麗さは凝縮されている様に感じた。


前回も前々回も一日中歩き回って1匹も見れなかったので、この青を見た時とても感動した。



上から見ても分かる綺麗な青いマダラ模様。

今まで移動費や労力をかなりかけて来たが、これが実際見れたのなら得した気分であった。


見れたのはこの1匹だけで、他には現れなかった。

時間タイミングが合ってなかったら姿すら見れなかったかもしれない。


この日の遠征はとても辛く、このトンボには軽くトラウマを植え付けられた。


黄昏飛翔も終わり、帰りが遅くなるので余韻に浸りながらこの日は帰路についた。