いかした映画を見ました
これです。
「セーヌ川の水面の下に」
イカしてたっていうかイカれてたっていうか・・・
まぁ、なかなかキレのある映画でした(*´艸`*)フヒッ
最初はね、真面目~な映画だと思ってたんですよ。
全然違いました。
Netflixの財力を使って作ったお金をかけたB級映画でした(*´艸`*)
私の大好きなサメ映画
しかもパリオリンピックでトライアスロンの競技を控えたセーヌ川が舞台という超タイムリーな内容の鬼熱映画なのです
突然変異ででかくなったサメが何か目的をもってセーヌ川へとやってきて次々に人を食い殺していくというありきたりだけどそれを上手くエンターテイメントとして仕上げている映画です
大変、面白かったです。
そして、大変おもしろいのと同時に、セーヌ川に次々と潜っていく演者陣をみて
「その川汚い奴ううううううううううううううううううううううううう」
「大腸菌~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」
「病気になる~~~~~~~~~~~~」
という思いがものっすごい駆け巡って精神衛生上よろしくない映画でもありました(*´艸`*)
セーヌ川は、1942年に「健康を害するレベルの汚さ」を理由に遊泳禁止となっていて、この作品でももちろん遊泳するような輩がいないように水上警察が見張りを欠かさないようにしている・・・はづなのだけど・・・
いやぁ、みんなそんなのガン無視でバカスカ潜るw
まぁ潜るw
そしてそんな恐ろしい程に汚い川で平気で怪我をする。
おっそろしぃ。
まぢでおっそろしぃ。
考えただけで破傷風になりそう。
そんな別な意味の緊張感あふれる映画なのだけど、一番の見せ場である不発弾の爆発シーンが
いやぁ・・・
見ものでした。
大変見ものでした。
サメが暴れまわることで発生した振動により水底に沈んでいた不発弾が浮かび上がり不運にも爆発
これによりサメ討伐のために川にボートで出ていた軍のボートが転覆。
というシーンがあるんだけど・・・
このシーンね、不発弾が浮かび上がって再度地面に落ちて爆発していくのが、どうみても川の縁っかわの絵なんだけど・・・実際に爆発するのは川のど真ん中、軍人さんの乗るボートの真下なの。
「いや、そこぢゃなかったよね?Wwwwwww」
からの、
一発不発弾が爆発したことにより発生した振動で連動するように川底に眠る不発弾が浮かび上がって次々と連鎖爆発を引き起こす
というシーン。
これもどうみてもその距離感ぢゃ振動は影響せんぢゃろうwwwww
っていう、誰が見ても「それはおかしいwwwww」ってつっこまざるをえない状態を至極真面目にお金そこそこかけて描写しているせいでクライマックスの笑いが止まらない。
大変素晴らしい。
あと、とにかく「わざとですか?」と聞きたくなるくらい皆んながこぞって川に落ちる。
サメに逢いたくて逢いたくてたまらないんすね???ってくらい水にどぼんしていくから残虐シーンだというのに笑いが出てしまう。
それと同時にそのお水のせいでサメから逃げられても皆んな死にそうっていう勝手な心配がでてしまってサメ映画みてんだか汚水映画みてんだかって気分に。
パリオリンピックでセーヌ川のことが話題になってなかったら水質のことなんて全くしらなかっただろうし、あえてのパリオリンピックのあとにみるからこそこの映画のいかれっぷりが際立っていて最高でした(*´艸`*)
サメ映画系好きな人はぜひぜひ見てみてください