今日は滋賀県に大雪警報が発令されて、それはそれはとても寒い一日だった。


仕事終わり、粉雪が降る中、車で滋賀から京都へ。



19時前に祗園SILVER WINGSに到着すると、音楽仲間の友達が既にお酒を飲んでいて、見慣れた光景になんだかホッとした。


今日は4年振りに弾き語りのライブをしようと、オープンマイクのイベントに遊びに来たのでした。





店長の平井さんは相変わらず元気で、渋くて格好良い佇まいは健在だった。嬉しい!


バーカウンターのお兄さんに「初めまして!」と話しかけたけれど、よくよく見ると、昔に足繁く通っていた河原町三条のVoxhallで何度も会った友達だった。

見た目めちゃくちゃ変わりすぎじゃない!?とひとしきり騒いでしまう岡本。

線の細い儚い少年がダンディーなお兄さんになっていました。

思い返せば、会ったのは4年振りぐらい。



ちょうどコロナ禍を境にして、生命力が弱り切っていた私は療養期間に入り、弾き語りの音楽活動を止めた。その時期に仕事も休職したり退職したりして、全てを一回更地に戻そうとしていたのを覚えている。


2024年1月、私は岡本終として音楽活動を再開した。


もう一度、自分の音楽を形にして、生きた証を残したいと思ったからだった。



今日、久し振りにライブをしてみて、自分の歌を歌っている瞬間にだけ感じられる「息ができる」という感覚を思い出した。


忘れたくて歌を書き、そうやって書いた歌は、忘れたくない大切な感情になる。不思議だなぁ。


形にして残さなかったあれこれは、今までもたくさん忘れてしまってきた。それがなんだかもったいなくて、今年は色々なことに形を与えて残したいと思う。音源制作。動画撮影。ブログを書くことも、そう。




ステージを終えた後に食べる、友達が作ってくれたオムライスは、とても美味しかった。


また今日、ここから一歩ずつ歩んでいくんだ、と思える、良い1日でした。


ありがとうございました。





2024.1.24(水)@祇園SILVER WINGS

1.エンドロール

2.24


1.青春の影(cover)

2.劣等

3.tomorrow