こんばんは(^_^)
今日のわたしのすきなもの♪は、本です。
上坂冬子著「ときめき老後術~ひとり暮らしの骨董ざんまい」。
表表紙の返しの所には、
「素人なのに、いっぱしの骨董通を気取って綴りましたが、書きあげたら人生論になっていて、我ながらユニークすぎる人生観に呆れました。」とあります(*^-^*)
この本は、数年前に母の為に図書館で借りたのですが、私も読んですっかり魅了されてしまった本です。
上坂冬子さんが若い頃から少しずつ、その情熱で集めた骨董一つ一つが、そのエピソードとともに綴られ、時に感嘆し、時にくすっと笑ってしまったりします。
ユニークな挿絵とともに、上坂さんの宝物の写真もたくさん本の中で拝見できます。
本当に魅力的な本なのに、なんと今は絶版!!
信じられません。。。
なので、私は探し探し、古本を手に入れたのでした(*^-^*)
読んでいると、上坂さんの人生も少し垣間見させてくれるようで、楽しいけれど奥深いのです。
そして、自分では骨董なんてとても手が出ませんが、この本で写真や絵を拝見しているだけで、心が豊かになるような気がします。
ユニークな挿絵には、上坂さんご本人はあとがきで不満を漏らしています(^_^)
「若く美しいころから年を経るにつれて、画面の私が次第にヒネた表情に変わっている。こんなに忠実に描くことはないのにと、本人は不満だ。」そうです(^-^;
でも、私は挿絵の上坂さんも、とてもチャーミングだと思いますけれど(*^-^*)
本の中で、特に心に残っているのは、「最後の晩餐」。
上坂さんは、赤絵の大皿に、岐阜県中津川の「すや」のくりきんとんを挙げていらっしゃいます。
「すや」のくりきんとんは、我が家でも毎年秋のお楽しみなので、「おおっ!」と喜びながら、(でも、私だったらどうするかな~、最後の晩餐・・・?)としばし考えをめぐらしていました(^-^;
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このブログでは、
映画「われ弱ければ~矢島梶子伝~」を
応援しています。
公式ホームページはこちら↓
上映スケジュールもありますので、
ぜひチェックしてみて下さい。
上映会が全国を回っています。
6月15日(木) 埼玉 川口 川口総合文化センター・リリア催し広場 10:30(14::00~「母 小林多喜二の母の物語」上映)
6月17日(土) 静岡 浜松 アクトシティ浜松研修交流センター音楽工房ホール 10:30(14:00~「一粒の麦 荻野吟子の生涯」上映)
6月18日(日) 愛知 新城 新城地域文化広場小ホール 14:00(10:30~「母 小林多喜二の母の物語」上映)
6月20日(火) 千葉 千葉 千葉市生涯学習センター 10:30(14:00~「母 小林多喜二の母の物語」上映)
6月22日(木) 千葉 白井 白石文化会館かおりホール(中ホール)10:30(14:00~「母 小林多喜二の母の物語」上映)
6月28日(水) 東京 杉並 杉並公会堂小ホール 14:00(10:30~「筆子その愛」上映)
6月29日(木) 東京 立川 たましんRISURUホール(立川市市民会館)小ホール 14:00(10:30~「筆子その愛」上映)
このブログでも、この映画の原作について書いていますので、良かったらそちらも参考にして下さい。