一宮市博物館企画展「川合玉堂と喜多村麦子展」 | 岳紫のブログ

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一宮市博物館企画展「川合玉堂と喜多村麦子展」

 一宮市博物館の企画展「川合玉堂と喜多村麦子展」が5月26日まで開催されている。

喜多村麦子(1899~1986)が名古屋市の自宅が、昭和20年(1945)空襲で焼失したので、木曽川町に疎開し歿するまですごした。

 麦子は木曽川町出身の川合玉堂(1873~1957)を敬愛し、玉堂顕彰碑の建立では、顕彰碑の石を木曽川上流で調達するなどした。

 博物館特別展示室には、いずれも博物館所蔵の二人の作品が展示されている。玉堂は軸装・額装・画帳など17点、麦子は額装・陶皿など10点が飾られている。

 岳紫の懐かしい玉堂の「五月雨」と画帳が展示されていた。「五月雨」は一宮信用金庫(現在のいちい信用金庫)の創立40周年記念?として、市に文化振興寄付があり、その寄付金で購入したものである。

 その真贋の確認のため、昭和51年(1976)10月26日に青梅市の玉堂宅(修二氏)に持参した。その際、修二氏から玉堂の貴重な画帳一冊を市のために寄付していただき、持ち帰った画帳が展示されているのである。(岳紫のブログ4079)

 

 チラシの玉堂の作品「五月雨」