(続)棟方志功を中心に~版画芸術展 | 岳紫のブログ

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(続)棟方志功を中心に~版画芸術展

 一宮市博物館が開催中の「版画芸術展」は、棟方志功 大和し美し 抜粋五柵・附目次 6点、空海頌版画柵 全五十四帳 54点、勝曼譜善知鳥版画巻 抜粋九柵・附二図 11点など75点、徳力富吉郎 禅十牛図20点など22点、名取春仙 一宮名勝図絵 7点、岩田覚太郎 3点、堀尾一郎 桃花祭 6点 尾張の民具 10点などと、実物の民俗資料民具が陳列されている。

 民俗資料の中には、岳紫が昭和40年代に蒐集した民具が入っているものと思われる。

 今回展示されたものと同じ、堀尾一郎「尾張野の民具」と、名取春仙「一宮名勝図絵」を岳紫が所蔵していたが、一宮市中央図書館へ寄贈した。

 堀尾一郎作版画集「子供と四季と日本の祭」は書棚にある。「十二支」なども所蔵している。

 一宮市博物館では2階陳列ガラスケースなどで、9点ではあるが「尾張の洋画 小島俊男と芸術大学の画家たち」が開催されている。小島俊男は「真清田神社」など3点、鬼頭鍋三郎2点、島田章三・笠井誠一・伊藤廉各1点の9点展示されてある。いずれも巨匠の見応えのある作品である

 

 

展示されている民具(この場所だけ撮影OK)

 

掘尾一郎「子供と四季と日本の祭り」版画集から

 

 

 

 

 

 

未表装1枚もの

 

 

 なお、西北から入った左建物の北壁に、徳力富吉郎原画(山田朝春陶板画作)の十牛図陶壁画がある。(岳紫のブログ4028)