歳旦帳(卯年) | 岳紫のブログ

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歳旦帳(卯年)

 懐石処末木(現一宮市三条)の先々代松岡一男さんは、俳句でなく随筆を書いて「歳旦帳」を作り、年賀の挨拶で配っておられた。昭和62年(1987)に長久堂野々垣静夫宅(一宮市本町3)で、その歳旦帳を一度だけいただき手元にある。

 「昭和六十二丁卯年歳旦帳」(1987)A6サイズ6ページに、「こんな事もあった」で、島崎藤村「地球ハ一ツ」の書幅について顛末が書かれている。

 島崎藤村は、明治・大正・昭和初期時代の詩人・小説家であるが、この時代に、詩「地球は一つ」で核実験,核事故について憂慮していたのである。

 

 

 

 

 

 

 

 今日は大晦日、卯年の一年が終わり、辰年にバトンタッチである。

 

 皆さん、良いお年をお迎えください。(岳紫のブログ3955)