鉄道高架支柱耐震補強工事
今朝の中日新聞に、和歌山県串本町橋杭岩近くの巨石の移動を分析して、南海トラフでの最大だったと云われる宝永地震(1707)以上の巨大地震があったとの記事がある。
平成7年(1995)1月17日の阪神淡路大震災で、高架の阪神高速道路が倒壊したテレビの映像が流れ、驚きを覚えた。3か月後の3月10日に神戸市を訪れ、悲惨な状況を眼前にして自然の力に対して無力であることを改めて認識したのである。
一宮市内のJR東海と名鉄の鉄道高架の支柱耐震補強工事がまだ続いている。
巨大地震の起る確率について、気象庁や大学などで研究が進み、いろいろと発表されている。それにつれての防災も進められてはいるが、対応できるように出来ないでいるのが現状ではないだろうか。(岳紫のブログ3584)
名鉄高架 壁画部分補強未工事(奥は工事済)
右 名鉄本線一部済、左 尾西線は未着工?