国重文　妙興寺文書の世界展

　妙興報恩禅寺（一宮市大和町妙興寺）に保存され、最近一宮市博物館（一宮市大和町妙興寺）へ寄託されている国指定重要文化財である「妙興寺文書」を取り上げた企画展「妙興寺文書の世界展」が10月16日から11月14日まで一宮市博物館で開催されている。

　寺院の歴史だけでなく、尾張の中世史に欠かせない、全国屈指の質量を誇る文書が、「足利義教像」（重文）や「豊太閣画像」（県指定）などとともに展示されている。

　博物館に隣接する妙興報恩禅寺は、京都五山に匹敵する伽藍配置の境内は、気持ちの良い清々しひと時が過ごせるので、展覧会が済んだら散策を勧めたい。（岳紫のブログ2976）