バクチノキあれこれ | 岳紫のブログ

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バクチノキあれこれ

 秋10月にしては異常な暑さが続いている。最高気温は連日30℃である。10日間雨もない。

 

  一宮市北方町大日・木曽川畔の小澤邸に、蘭医高野長英(1804~1850)が植えたと伝えられたバクチノキ(一宮市天然記念物に指定されていた。幹回り2.5m、高さ15m)が生い茂っていた。しかし、昭和40年(1965)代の堤防補強工事で撤去を余儀なくされ、昭和46年(1972)5月26日北方小学校校庭に移設されたが、残念ながら枯死した。

 枯死したバクチノキの大きな根元部分は置物にして、北方小学校の体育館に保存されている。その上部が花台などに細工され、希望者に頒布された。

 当時、一宮市文化財専門委員の小島太郎先生から話があり、花台を買い求めた。大きさは厚さ7cm、直径約55cmである。

 バクチノキは、指定のもののほか、ひこばえと云われる中・小が2本あって、中(目通し73cm・高さ5m)は北方中学校へ移植したがこれも枯死した。小は北方町出張所南角に移植し、唯一生存している。(岳紫のブログ2956)

 木曽川堤防脇にあったときのバクチノキ。表示版の位置は堤防の上部である。基部は堤防を下りた場所にあった。

 

バクチノキ ひこばえ  北方出張所  2015-6-30 写

 

バクチノキの花台