一宮市三岸節子記念美術館企画展・肖像展~ひとみの中に自分がいる~ | 岳紫のブログ

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一宮市三岸節子記念美術館企画展・肖像展~ひとみの中に自分がいる~

一宮市三岸節子記念美術館(一宮市小信中島)で、企画展「肖像展~ひとみの中に自分がいる~」が、3月14日まで開催されている。

 

 

 

会場入口

 

                  図録表紙

 

黒田清輝・梅原龍三郎・鬼頭鍋三郎など明治期から現代にいたる著名な美術家の若き日の自画像を中心に58点が展示されている。地元ゆかりの佐分真、一宮市博物館1階壁面に描かれた「あやなすまち一宮」の絹谷幸二なども含め、それぞれの美術家が己の強い意志を表現されている絵画である。

 三岸節子自画像は、20歳の画壇デビュー作は常設展示されている場所そのままである。

 2階別室では、愛知県立起工業高校生115人による肖像画展も併催されている。2018年から2020年までに入学したデザイン科1年次に描かれた作品である。皆さんの素晴らしいデッサンに感心している。

 

           高校生自画像 照明が不備

 

今回の企画展は、学芸員(嘱託)の伊藤和彦さんが手がけられたもので、58人の自画像を展示までの労力は大変だったと思う。聞くところによると、この3月末で引退とのことで、伊藤さんにとって最後の「大美術展」である。ご苦労様でした。(岳紫のブログ2721)