湊屋の手火鉢と掛時計 | 岳紫のブログ

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湊屋の手火鉢と掛時計

 1ケ月ぶりに木曽川畔(一宮市起)に立ち、冠雪の伊吹山を眺めた。青年時代までは、ここからもう少し上流の川畔(一宮市北方町)で眺めていたが、手前の山はなく、全体が身近で雄大に眺められた。

 

 

 木曽川起渡船場跡近くの国登録有形文化財湊屋文右衛門邸には、邸宅にふさわしい古道具がある。今日は、手あぶり火鉢に炭火が赤々としていた。大きな木をくり貫いた大火鉢である。  もう一つは、掛け時計である。中にメモが入れてあった。そのメモに「明治参拾四年二月十四日 桑名町京町開長堂ニテ求ム 中村誓太郎」とある。由来と購入日が判る貴重なメモである。丁度120年前である。

和室に二つの古道具は、タイムスリップした感じである。(岳紫のブログ2711)