白絣カレンダー12月と俳句誌「白絣」12月号
2020年(令和2年)も師走を迎えた。月ごとのカレンダーも最後である。天気は穏やかで過ごしやすい日となった。
白絣カレンダー12月の主宰久保武先生の冒頭句は、昼間に禅僧の法話を聞かれた夜に、お酒のつまみに煮凝になった煮魚を食べられた際に詠まれたと、自句自解に解説されている。
煮凝が崩れ般若湯すすむ 武
俳句誌「白絣12月号」の久保先生冒頭句近詠15句「座禅石」に、南隣のJR稲沢駅操車場3句がある。
iii散策会が岐阜街道(鮎鮨街道)の一宮市木曽川町から北方町をコースに行われたので、全体にこのコースで詠まれた句が多くある。
久保先生の29日のブログで紹介した「白絣カレンダー2021」の「お波止場は 藩主の狩場 川の秋」など木曽川御囲堤と正岡子規の見染塚など岐阜街道の句が多く登載されている。
木曽川の漁夫は舟揚げ鷹渡る 水谷末子
出番を待つ舟 木曽川堤防 北方町大日地内 2015-6-23写
木賊(とくさ)刈るロダンの花子生家跡 松本秋子
11月25日の毎日新聞に、「講談師 麟林のぐるぐるりんりん」で「ロダンに愛された国際女優~花子~」として切り絵の挿絵とともに6段の大きな記事があった。尾西歴史民俗資料館の学芸員から話があって花子の講談を作り、その内容が掲載されている。
11月15日に尾西歴史民俗資料館別館旧林家旧宅の「もみじまつり」のイベントの一環「れきみん講演会」に麟林さんが講師として話された。(岳紫のブログ2652)