特別展「発掘された日本列島2020」内覧会
一宮市博物館(一宮市大和町妙興寺)1階で明日28日から12月27日まで、特別展「発掘された日本列島2020」が開催されるのに伴い、きょう内覧会があった。
全国では年間約9,000件に及ぶ発掘調査がおこなわれているが、一般の人が実際に触れる機会はほとんどない。文化庁はより多くの国民が埋蔵文化財に親しみ、その保護の重要性に関する理解を深めてもらおうと開催されている展覧会である。
会場には、全国50余遺跡から約600点余の発掘された考古資料ならびに特別史跡と特別天然記念物のパネル展示されている。
一宮市内の遺跡は、山中遺跡(萩原町―旧尾張病院敷地内)・西上免遺跡(開明―東海北陸自動車道高架下)のパレススタイル土器などが展示されている。
地域展として2階で、「福塚前遺跡」の発掘調査速報として出土品と写真パネルで紹介されている。
2020年度は東京・新潟・福島など5か所で開催され、一宮市博物館は4か所目である。(岳紫のブログ2648)
図録より 山中遺跡・西上免遺跡
福塚前遺跡調査速報より