俳句誌「白絣」8月号と白絣カレンダー8月冒頭句
8月になってやっと梅雨明けとなった。梅雨明けを待っていたが、太陽の強い日照りに対応できない。
恒例の、俳句雑誌「白絣」が届けられた。主宰久保武先生の巻頭15句は「酒中花」である。「酒中花」について、理解できない岳紫であるので調べてみた。
一宮市の地名などにこだわる岳紫である。 「苅安賀城址畝三本に甘諸差す」
しかし、久保先生の添削で「野の城址畝三本に甘諸差す」
一宮市起で何代かつづけられ守られてきた中島家、中島一夫さん逝去の後、奥さまが跡を継いで作られている。
起土鈴作りし家や芥子赤し 水谷末子
白絣カレンダー8月の久保武先生の冒頭句は、「虫干の義太夫本に加筆の朱」で、一宮市島村に伝わる人形浄瑠璃「島文楽」のカシラや衣装などの虫干しで詠まれたものである。
(岳紫のブログ2558)