短歌誌「蒼原」木曽川の歌
昨夜から久しぶりの大雨で、田畑を潤し、新緑が美しい土曜日である。真清短歌会が発行の短歌誌「蒼原」5月号(月刊・通巻484号)を読む。世界中に猛威をふるっている新型コロナウイルスに関する歌と、人生の悲哀の歌が目につく。
そんな中、岳紫が生まれ育った「木曽川」(堤・橋)を詠んだ歌が5首掲載されている。
如月の日は明るくして風強く木曽川堤に御嶽きわやか
冨板美子
五年をも木曽川橋を渡り越し真清短歌会楽しくてたまらん
松原たえ子
桜見に木曽川つつみ自転車で若かったんだ今公園で
山中一二三
風吹けば肩に降れ降れ花しぐれ春爛漫の木曽川堤
杉山 昭
(岳紫のブログ2521)
名鉄本線 木曽川鉄橋(奥は県道木曽川橋) 1977-9-18写
2020-3-25写