切り干し大根棚
毎年、厳冬になると市内のあちこちで、切り干し大根作りが始まり、畑に作った干し棚に細長く切った真っ白い大根が一面に干されていた。
伊吹おろしの乾いた風で、甘みのある上品な切り干し大根が出来るのである。
しかし、現在では切り干し大根造りの風景はほとんど無くなってしまった。
一宮市大和町妙興寺字坊ケ池、JR東海道本線に沿った場所(畑)に、今年もその継承風景を見ることが出来た。地元のOさんが作っておられるが、ここもいつまで続けられるのかという課題はある。(岳紫のブログ2434)
棚の裏側
大根畑と作業跡
令和元年度企画展「くらしの道具展」(3月8日まで開催中)展示解説書 一宮市博物館 たいけんブック7ページより