白絣カレンダー12月&俳句誌「白絣」12月号
今年も早や師走となった。今月もあっという間に年末を迎えそうである。
白絣カレンダーも終わりの12月である。主宰久保武先生の冒頭句は
白隠の達磨の前に炭俵 武
解説は、俳句誌白絣12月号「自句自解」をコピー
白絣12月号久保先生の近詠35句は「巨大台風」、最後の10句は一宮市指定民俗文化財「甘酒祭」(一宮市丹陽町重吉 八幡社)が詠まれている。10月第4日曜日に行われる
祭事で、年男たちによって「おこわ」が撒かれ、甘酒を振舞われる奇祭である。
一宮市の町名がある句は、
梅雨降るや格子戸つづく起宿 宇佐見文子
奏楽集の句に
岐阜大仏 眼差し深く 秋一日 河合 敬
岐阜大仏(正法寺)は、竹カゴを編んで造られているが、竹カゴを造ったのは、一宮市瀬部・浅井、江南市松竹など良性な竹が生産された尾張西北部の竹細工師であると一宮市史西成編にある。(岳紫のブログ2411)