白絣カレンダー11月&俳句誌白絣11月号
11月の白絣カレンダー主宰久保武先生の冒頭句は、
石蕗黄に眩し年魚市潟景勝地 武
例によって、白絣11月号の自句自解を抽出すと
『名古屋市熱田区から緑区あたりは広く遠浅の海であった。万葉歌に「年魚市潟(後略)」が詠われている。現在は景勝地から海は臨めないが、禅刹の僧が、扇風機のように風を送り出す道具で、落葉を集めて掃除していた。石蕗の黄色が眩しい日であった。』
主宰近詠35句は「御誓文」
白絣写生会は、一宮市島村に伝わる「島文楽」虫干しを詠まれた句が並んでいる。髪結いと人形の頭の写真もある。また、iii散策会は、一宮市今伊勢町の酒見神社・御斎田・目久井古墳を吟行されている。
藍玉集で、鈴木康子さんが地元、三岸節子記念美術館で詠まれた節子の自画像と銅像の三句ある。
自画像の二十歳の節子秋思の眼 康子
(岳紫のブログ2397)
木曽川畔 湊屋 庭園のツワブキ