特別展 治水・震災・伊勢湾台風 | 岳紫のブログ

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特別展 治水・震災・伊勢湾台風

 千葉県を中心に台風第15号の被害が甚大で、今も停電・断水している被災地が多数あると報道されている。被災地の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

名古屋市博物館では、明日から「伊勢湾台風60年事業」として、「特別展 治水・震災・伊勢湾台風」が開催される。会期は11月4日まで。(原則月曜日休館)

 今日の午後3時から開会式・内覧会があったので、観覧させてもらった。伊勢湾台風は昭和34年(1959)9月26日夕方潮岬に上陸し、強力な暴風と高潮による被害が甚大であった。令和の台風第15号と同じ、第15号であった。

 岳紫の体験では、伊勢湾台風の際、暴風で家の雨戸(当時は板戸)が内側に湾曲し、家族で支えて戸が外れないようにした記憶がある。幸い我が家の被害は微少であった。しかし、その時の暴風の怖さは今も脳裏を離れていない。

 特別展は、江戸時代からの古文書・絵図・著書・写真などによる治水・震災・伊勢湾台風の被害や復旧などについて220点の史料が展示されている。

 伊勢湾台風の被害状況などは、個人蔵や寄贈された多くの被害写真によってよりリアルにされている。

 なお、一宮市尾西歴史民俗資料館蔵の「木曽川堤自普請図」(天明5年・一宮市指定文化財)が出展されている。(岳紫のブログ2354