一宮市民会館の彫刻「空相」
今朝の中日新聞に彫刻家関根伸夫先生が、14日米カリフォルニア州の病院で亡くなられたとの訃報が掲載されている。
一宮市民会館ホール(一宮市朝日2)への階段を上がった緑地の中に、関根伸夫(1942~2019)先生の金属の柱の上に巨石が乗っている作品「空相」がある。
昭和49年(1974)市民会館竣工に合わせ、東海銀行(現在の三菱UFJ銀行)からの寄贈で設置されたものである。
関根先生は、現代美術家・彫刻家で、多摩美術大学・神戸芸術工科大学大学院客員教授、ヴェニスビエンナーレ日本代表、環境美術研究所を主宰され,「位相-大地」作品は「もの派」の先覚となり、全国各地に設置されている。
一宮市にとって貴重な彫刻である。
2013-11-22写す
中日新聞