利休忌と利休七則
中日新聞の題字の下に、その日の記念日などが記載されている。今日は「利休忌」とある。
「利休忌」とは、茶聖千利休(1522~1591)の命日である。天正19月2月28日自刃した命日である。当時の暦(陰暦)であるから、実際は3月末日になる。
以前、土産でお煎餅をいただいた包装紙に、色紙ほどの大きさに書で「利休七則」が書かれてあったので、切り取っておいた。
「茶は服のよきように、炭は湯の沸くように、夏は涼しく冬は暖かに、花は野にあるように、刻限は早めに、降らずとも雨の用意、相客に心せよ。」
今日は久しぶりのしとしと雨である。気温がやや低いのが気がかりであるが、乾燥しきっていた大地には恵みである。