俳句誌白絣2月号&2019白絣俳句カレンダー2月
白絣俳句カレンダー2月の久保武先生の冒頭句は
涅槃図に供ふ朱椀の湯気のもの 武
いつものように俳句誌白絣2月号の自句自解によれば、「妙興報恩禅寺(一宮市大和町妙興寺)の2月15日早朝の涅槃会に吟行した。(中略)雲水二人で仏殿に担ぎ込まれた大涅槃図は滑車で吊るされ、掲げるように運ばれて来た御供の朱椀のものは涅槃図の前でうすくうすく湯気をあげていた。涅槃法要は塔頭の僧侶も加わり,塼敷の堂内を巡りながらの読経があり、紫衣の御老師の五体投地の礼法であった。」
俳句誌白絣2月号の冒頭句近詠35句には、木曽川畔「湊屋」(一宮市起)での餅搗き5句がある。
また、近詠35句の下段に「消息」が書かれているが、今回はやはり木曽川畔(左岸)里小牧地内に越冬している白鳥と付近の歴史に付いて触れられている。
岳紫の育った付近でのことや、現在も関わりのある「湊屋」のことで、嬉しく読んだ。
グループ吟行では、iii散策会が苅安賀街道・廃寺観音寺がある。