一宮競輪場中央緑地彫刻の作家
2018年4月4日のブログで、一宮競輪場(一宮市羽衣2)跡地をLIXILへ譲渡の予定であると報じられたので、中央緑地にある野外彫刻がどうなるか案じていることを記した。2014年7月1日に写真を撮りに競輪場事務所を訪れた際、作家を聞いたが判らないと云うことであった。
この度、作家は著名な彫刻家と云うことが判り、一宮市の貴重な財産であり、公園などに移して、保存活用すべきであると改めて強く思った。
一宮市競輪場中央緑地の彫刻
Ⅰ、三つの語らい
石黒鏘二先生(1935~2013)
名古屋市千種区出身。東京芸術大学卒業、ステンレスによる抽象彫刻作品が全国に設置されている。行動美術協会会員、名古屋造形芸術大学学長を歴任、愛知県芸術文化選奨・文部科学省文化功労賞を受賞されている。名古屋市。
2、風の輪
庄司 達先生(1939~ )
京都市出身。京都市立美術大学彫刻科卒業。名古屋芸術大学大学院教授(彫刻研究)。1968年白い布による空間展でデビュー、1977年
3、魚Ⅰ、魚2
三枝惣太郎先生(1911~2006)
東京芸術大学卒業。名古屋芸術大学名誉教授、新構造展名誉会員、昭和62年(1985)木曾川治水百周年記念事業として船頭平河川公園(愛西市)に建立のヨハネス・デ・レーケ銅像を制作。一宮市浅井町。