びしん 塩沼亮潤大阿闍梨講演会
暦の上で「立冬」であるが、気温が高くなり初夏の感じである。
尾西信用金庫文化講演会「塩沼亮潤大阿闍梨講演会~明日に向かって生きてゆくために~」が、びしんコミュニティホール(一宮市篭屋)で開催され聴講してきた。
尾西信用金庫での「塩沼亮潤大阿闍梨講演会」は、5年前から毎年開催されている。聴講者の希望が多くあっての開催である。
塩沼亮潤大阿闍梨(1968~ )は、平成11年(1999)に「大峰山千回峰行」を満行され、その後、「四無行」満行、「八千枚大護摩供」満行され、仙台市に「慈眼寺」を開山して住職を務められている。
冒頭に「皆さん幸せですか?」と問われ、自身が50歳になって、1つは健康、2つ目は好きな時間に食事・勉強が出来る。のが幸せである。今までスケジュールに追われ、自分の時間がなかった。
修業期間の毎年4ケ月9年間、死ぬか生きるかの毎日であった。山の業は「謙虚」「素直」が原点で、里の業は「大事な心構え」で、慈しみの心を持ち、相手を尊重することが大事である。心の持ち方で良い方向へ行くのである。(メモより)
講演終了後の会場風景 講演中は撮影自粛