岡崎市美術館の常設展示作家 | 岳紫のブログ

岳紫のブログ

ブログの説明を入力します。

岡崎市美術館の常設展示作家

 

 先日、初めて岡崎市美術館を訪れた。この美術館は、展示室(貸館)が主で、6室の展示室がある。

本館1階の階段下を利用したロビーに、常設展示として、郷土の作家の作品が展示されている。

そこには一宮市とかかわりのあった藤井達吉・我妻碧宇画伯の作品が展示されている。藤井画伯(18811964)は、昭和32年(1957)11月真清田神社御遷座祭の新調宝物として銭形屏風の絵画や、森伝吉翁茶室天井画の制作などがあり、一宮市の関係宅には藤井画伯の作品が収蔵されている。

我妻画伯(19041970)は、一宮市美術展の審査員(第8回~第27回)・昭和43年度市民美術教室(日本画)講師など、一宮市の美術に貢献されている。

美術館展示ケースに、藤井画伯の「自画像」と花の作品や菓子器・陶器など8点が展示され、我妻画伯は「渥美半島」「鮎」の2点が展示されていた。

 壁面には、飯田史朗・畔柳赫・橘公俊・日比野文英・鈴木幸生の皆さんの作品1点づつ展示されている。

 また、東館1階ロビー東壁面に、杉本健吉画伯(19052004)の作品「尾張富士」など6点が展示されている。美術作品の展示はいずれもロビーである。

 

 

岡崎市美術館全景

 

参考 富士山 藤井達吉