一宮商業80周年の横断幕
尾張一宮駅前ビル3階の柵に、「一商は、今年80周年を迎えます」の横断幕が掲げられている。気が付かなかったが、今年早くから掲げてあったのだろうか。
一商とは、「愛知県立一宮商業高等学校」(一宮市文京2)である。岳紫は卒業生ではないが、職場の仕事で一宮商業高校教師を歴任された次の3人の先生にご指導・御厚誼を賜った。
長谷川 正(1906~2001) 一宮市文化財保護審議会委員、一宮市豊島図書館長
中村阿岐雄(1910~1987) 一宮市民短歌教室講師、一宮美術作家協会会員
後藤利光(1913~1993) 一宮市文化財保護審議会委員
中村先生に恵贈いただいた「一宮商業三十年史」(1968)の学校の沿革によれば、昭和13年(1938)4月「愛知県一宮商業学校」として第5小学校(向山小学校)の一部を仮校舎として開校、一宮市浅野(現在の南部中学校のある場所)に校舎が建設されて移転。以来初期には学校転換・再転換・統合と紆余曲折があり、昭和26年(1951)4月「愛知県立一宮商業高等学校」になったと云う歴史があり、一宮地方の商業・経済の発展に尽力の卒業生が多数ある。