著書 「夏木園について 酒井理一郎の生涯・・・」 | 岳紫のブログ

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著書 「夏木園について 酒井理一郎の生涯・・・」

 

東京都台東区在住の酒井氏から「財団法人夏木園について 酒井理一郎の生涯及びその後の酒井家」と云う私家本を贈っていただいた。

先祖の功績を残しておこうと、多方面の史料を調査してまとめられた貴重な著書(A5版122頁)である。

昭和44年(1969)に酒井真一郎氏(19191978)が「夏木園について」の小冊子を出されているが、酒井孝昌氏がその内容を充実するとともに、昭和44年以後の夏木園の変転と酒井家の系譜などを、広範囲に膨大な史料を調査されてまとめられている。

また、関連して尾西織物業界に関することについても多く触れられている。感服している。

 

財団法人夏木園(かぼくえん)は、大正7年(1916)に一宮毛織物の始祖といわれる酒井理一郎氏(18441922)が提唱して教育界・実業界・博愛慈善事業に補助を行う目的で、一宮市花池2丁目15番(現在)に設立された法人である。

法人所有の夏木園跡は、法人清算時の昭和61年(1986)に一宮市に寄贈され、市は「ちびっこ広場」を設け、平成27年(2015)には「大和東校下児童クラブ」の施設を建設し、小学校放課後の児童の活動の場となっている。(岳紫のブログ 2015-7-27既報)

著書

 

2013年4月22日の夏木園跡の緑地と碑