一宮市街地のJR・名鉄を縦断する街道とBe表示(その4) | 岳紫のブログ

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一宮市街地のJR・名鉄を縦断する街道とBe表示(その4)

 

巡見街道

 江戸幕府は将軍が変わるたびに、巡見使を全国各地に派遣して、村々の様子を見回った。巡見使が通る道は決められていて、巡見街道と呼ばれていた。

巡見街道は岐阜街道(旧本町通6)から西へ分かれ、JR・名鉄(旧四谷踏切)を越え、久古見通・日比野通から現在の末広小学校庭内を経て苅安賀へ入り、旧155号線で津島へ南下していた。

 

 

岐阜街道から巡見街道へ

 

東方面

 

西方面

 

 旧四谷踏切のすぐ東南には、真清田神社の大鳥居(明治40年(1907)11月)を手掛けられた石材店があった。

 

巡見街道の北に、平和通Beがある。平和通は、旧名鉄新一宮駅前から西方へ市街地の主要道路であった。国道155号線沿い旧産業体育館への主要道路であった。現在は名鉄百貨店・一宮総合駅前から西方へ4車線の道路が出来ているので、主役は変わったのである。

平和通Beの鉄道東に一宮税務署、その北にレンガ造りの日本冷蔵(現在は住友生命ビル)があった。

 明治19年(1886)6月1日に「一宮駅」として当初に開業した駅の位置(一宮町字北自然土)は、住友生命ビル・一宮税務署の西辺りである。明治44年(1911)に現在地へ新築移転し、跡地は貨物置き場とされた。

 

平和Be東方面

 

平和Be 西方面