一宮市街地のJR・名鉄を縦断する街道とBe表示(その3)
津島街道
6月2日のブログ梅ケ枝街道から今回の津島街道の間に、第一明治通Be・第二明治通Beがある。本来の「明治通」は、伝馬通・旧商工会議所西から南への南北の通りであり、巡見街道と交差して、津島街道に至る道路である。
明治通第一Beの西は梅ケ枝公園中ほど入口で、すぐ東は狭い道路で遠方に地蔵寺の森が見える。明治通第二Beの西は梅ケ枝公園東入口で、園内の向うに道路が続いている。東は住宅地である。
第一明治通Beの西方面
津島街道と呼ばれていた道路は、岐阜街道(旧本町通7「モリリン㈱」の南)から西へ入り、明治通からJR・名鉄本線を越えて、日比野通・巡見街道へ合流し,旧155号線・津島市への道路を指している。
津島街道から東方面
津島街道西方面 梅ケ枝公園北入口
大正4年(1915)・昭和7年(1933)の地図には、日比野通の北西(旧野口町)に、広大な国立桑園・蚕業試験場一宮桑園が図示されている。この地方が養蚕業・絹織物の生産も盛んであったことを示している。