GW一宮の美術作家たち | 岳紫のブログ

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GW一宮の美術作家たち


 ゴールデンウイークの5月3日から8日まで、愛知県美術館ギャラリー・名古屋市民ギャラリーで開催されている団体展&グループ展に、一宮市の美術作家たちが活躍している。


愛知県美術館ギャラリー


日本現代工芸美術展

 第55回日本現代工芸美術展東海展には芸術院会員・文化功労者・日展理事長奥田小由女先生はじめ72人の巡回作品と51人の東海会作品合わせて123点の作品が展示されている。

 陶磁・染織・漆・金属・木・人形・七宝・革・パッチワーク・竹藤・ガラスと広い範囲の工芸美術作品である。

 一宮市の作家は、山田俊子さん(パッチワーク)が「時」を出品されている。山田さんは日展作家である。一宮市に関係のある日展作家宇佐見美和さん(江南市)が染織「里山に香る」を出品されている。





会場風景





左端 山田俊子さん 「時」



中央 宇佐見美和さん 「里山に香る」 




中部染色展

 第51回中部染色展には、新しい感覚で染色美を探求する愛知・岐阜の染色作家55人が出品している。

 一宮市の作家は、会員鵜飼辰郎・小河敦子・岸田尚子・新野素子・林節子の皆さんである。新野素子・林節子さんは日展作家である。




新野素子さん 春から夏へ」



林節子さん 「ひこうき雲」



鵜飼辰郎さん 「蜘蛛の巣」



小河敦子さん 「水無月の詩」



岸田尚子さん 「夏野菜(かぼちゃ)」

女の仕事展

 第7回女の仕事展には、春陽会・行動美術・主体美術・二科会・水彩協会などで活躍されている20人の作家が、100号以上の作品を1点ずつ出品している。一宮市では大石晴美さん(水彩連盟会員)が「内在する景」(100F)を展示している。




中央 大石晴美さん 「内在する景」



中部自由美術展

 第67回中部自由美術展は、平面64点・立体10点が展示されている。一宮市の作家若月陽子さんが2年前まで出品されていたが、現在は一宮市の作家はいない。






第3回名古屋無名舎展

 知人である名古屋市のソーイング作家梅村哲生さんは、国内の大樹をソーイングした大作を発表されてきたが、今回は「日本一の産廃の島=豊島」に驚きの感動を持たれ、豊島を4回訪れて完成した作品「TESIMA」を展示されている。




梅村哲生さん 「TESIMA]


「都会の犠牲にされた田舎の自然破壊」、豊島では10年前から原状回復のための産廃無害化処理が行われている。(梅村)

無名舎展では梅村さんのほか6人の作家が参加されて作品を展示されている。




名古屋市民ギャラリー栄



円空仏写真二人展

 一宮市の五十住啓二さんと名古屋市の後藤誠互さんが、円空仏の写真65点(ワイド四つ切)を展示されている。円空上人が庶民の生活の安寧を願い、祈りを込めて彫られたように、お二人も世の中の安寧を願っての写真展であると記されている。





円空仏写真展 五十住啓二さん