八丁やぶ | 岳紫のブログ

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木曽川畔の変貌16

八丁やぶ

一宮市浅井町極楽寺から光明寺地内の木曽川堤防沿いに竹やぶ林が鬱蒼としていた。一般に「八丁ヤブ」と呼ばれ、約800メートル続いていた。

八丁やぶの中に、貴重なウバユリが群生していると、一宮市文化財審議会会長小島太郎先生(19031994)から教えられたことがある。しかし、八丁やぶは、昭和36年(1961)から始まった建設省(国土交通省)の堤防補強工事のため切り払らわれ、ウバユリも消滅した。

お囲い堤中段に遊歩道・サイクリングコースが設けられ、、以前の堤外地(遊水地帯)に新堤が建設され、一宮市光明寺公園・138タワーパークとして、一宮市球技場、一宮市総合体育館、ツインタワーなどが整備され、スポーツ・行楽の地と大きく変貌した。

JRから名鉄名古屋本線までの木曽川堤防下は、新たな竹やぶ化している。




S36・8 八丁ヤブ 山口恵三氏撮影





2015-6-23 公園駐車場付近





2015-6-30 名鉄上流の風景