すぎもと和の世界展
4月に一宮市博物館リニュアールオープンで、2Fに市民ギャラリーが設けられた。オープニングには、博物館へ寄贈された豊田昌夫コレクションの「佐分真展」が開催された。
今回市民利用の第1号として、今日から8月9日まで、二科会会友すぎもと和さんが「すぎもと和の世界展」を開催され、F150号の大作を始め20点の作品が展示されている。
東日本大震災を題材とした新作「津波から山を駈け上る作品」、「津波から樹に登る作品」には、作家自身も子供のころにあこがれたキャラクターのタイガーマスクになって作品の中に入り込み、早くみんなを助けてあげたいという思いが描かれている。入場無料。
なお、2階の有料常設展示室の一角で、平成15年(2003)「灰釉」で瀬戸市無形文化財保持者に認定の陶芸家鈴木八郎展が開催され、陶芸作品と色紙が展示されている。