木曽川とその周りの風景が、昭和50年代以降大きく変化してきた。その原因の一つは、堤防改修であり、河口堰やダムの新設による水量の低下、遊水地帯の減少などである。
「木曽川風物紀要 河畔の里きたがた」(一宮市北方町)の写真(1975~)を主に、木曽川左岸を、現在と比べて見たいと思い訪ねて見た。以降暫くは「木曽川畔の変貌」を時々ブログ化していきたい。
木曽川畔の変貌1
東海北陸自動車道と光明寺堤附近
平成8年(1996)3月3日東海北陸自動車道建設工事の光明寺堤からの南西方面である。1年後の平成9年(1997)3月24日東海北陸自動車道一宮木曽川IC~岐阜各務原IC間が開通した。20年の歳月で、樹木が成長して見通しが悪くなっている。
この辺りは、「木曽川堤・桜」として、国の名勝天然記念物に指定されている地域の中心で、サクラのトンネルとなる。サクラの種類はヤマザクラ・シダレザクラ・ヒガンザクラで、ソメイヨシノは含まれない。
2015-5-14