短歌誌「蒼原」創刊70周年・通巻452号 | 岳紫のブログ

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真清短歌会会誌「蒼原」が創刊70周年となり、目出度く通巻第452号が発刊された。

昭和20年(1945)1月、椋生新平・中村孝草先生らの一宮歌話会によって「ほむら」(心火)として産声を上げ、終戦を機に第7号から尾張平野を意味する「蒼原」と改題され、今日まで同人・委員・会員の尽力によって、70年の輝かしい歴史として結実した。

昭和25年(1950)6月に、一宮歌話会が、森寿和子先生主宰の真清歌道会と合同し、「真清短歌会」と改められた。その足跡は会誌「蒼原」452冊(1~6号は「ほむら」)に刻まれ、脈々と誉れ輝いている。

主宰者でなく、会の自主運営として、これだけ長く短歌雑誌が継続しているのは、珍しいことでないだろうか。「心豊かな地方文化を展く短歌誌」とあるように、一宮地方の文化の中核であり続けていただけるよう願うものである。