真清田神社に重軽様があることを知ったのは、名古屋の講談師・タレントとして活躍している日吉ミミさんが、ラジオ番組で紹介していたからである。
重軽様信仰は江戸時代に尾張地方が発祥といわれ、願い事をした後にこの重軽様を持ち上げて、軽く感じれば 願い事が叶いやすく、また、重く感じれば叶いにくいといわれている。
神社の重軽様は擬宝珠型で、神水舎の右手に鎮座している。背面に男性象徴石があって、「家庭円満」と書いた板が置かれてある。
なお、神水舎の井戸水を、明治11年に明治天皇が一宮を巡幸の際、ご昼餐に奉られたと説明されてある。