煙突のある風景1 | 岳紫のブログ

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7月15日のブログ「煙突のある風景」で名取春仙画の〔工場繁栄〕について載せた。

現在までに確認した煙突がある風景は10か所である。煙突があっても使用されているかどうかは不明である。

昭和7年(1933)尾西織物同業組合誌によると、旧葉栗郡を除く一宮市地域の染色業の組合員は153工場である。

平成26年(2014)版電話帳に掲載されている一宮市内全体の染色工業は46工場(会社)、染色整理が20工場(会社)、合わせて66工場(会社)と大きく減少している。現在稼働しているこれらの工場は、技術革新で煙突が無いのが当たり前であるし、現存している煙突も使われなくなっているものもある。

はじめは、一宮市起字西生出の山内染工㈲・起染色㈱の煙突である。平成12年(2012)8月9日には3本の煙突があったが、最近は1本になっていた。

近くに「用水添」「用水東」などの地名もあり、用水があって染色業が出来た地域であることが判る。




2012-8-19 3本の煙突



2014-6-4 上の場所の煙突が1本になっていた。