白絣10月号 | 岳紫のブログ

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 台風18号は沿岸から浜松付近に上陸した。浜松の家族は怖かったが被害はないと云うことである。風は強いが青空が広がって来た。今夜は十三夜で月見は大丈夫であろう。



俳誌白絣10月号の主宰久保武先生「秋され」の冒頭は、繊維都市一宮として隆盛の頃の、染色・整理業を懐かしく思う句が並んでいる。



 藍砕きし臼あり水の秋澄めり

 藍咲くや廃れし紺屋艶屋町



消息欄には、岐阜街道を江戸に下った「鮎鮨道中」の再現に遭遇された話を書かれている。久保先生の文を読んで、再現の道中は岐阜から笠松木曽川畔まで岐阜県側のみで行われているが、往時をしのび、また観光事業として、尾張側とも連携されて、せめて名古屋まで「鮎鮨道中」が行われることを願うものである。


日没前の月(十三夜)である。