稲沢市荻須記念美術館で山田健吾先生(一宮市大和町)が、「稲沢操車場と古枕木」をテーマにした個展を12日まで開催されている。
昭和45年(1970)から17年の間、「操車場と古枕木」をテーマに油彩画と水彩画を描き続けられた。
山田先生は日展(4回)、示現会会員、日本水彩会会員、水彩協会委員として活躍され、作品を発表。今回の個展ではその時描かれた大作50余点が展示されている。
稲沢操車場は日本三大操車場として貨車の入れ替え作業が行われていたが、昭和61年(1986)に廃止され、現在は「グリーンスパーク稲沢21」として再開発され、大型ショッピングセンターや大規模マンションなどの建物が並び、当時の面影はない。
山田先生の作品は、操車場の記録絵画としても貴重なものだと思った。
山田先生と作品
線路が幾重にも並ぶ操車場