2019年9月16日(日・祝) 春日井市総合体育館にて開催された、第8回秋田文夫杯少年剣道大会に出場しました。
この大会は、小学校低学年の部(3人制)、小学生の部(5人制)、中学生の部、中学生女子の部で開催されます。
小学校低学年の部と小学生の部に出場しました。
秋田杯は、トーナメントの上位試合までは、「勝ち抜き一本勝負」となります。
※「勝ち抜き戦」とは
「勝ち残り戦」とも言います。勝った者が残っていき、相手のチームから選手が出せなくなった段階で勝利が決まります。
例えば、先鋒戦で勝利した選手は勝ち残りとなり、次に相手チームの次鋒と戦います。この次鋒にも勝利したら、次は相手チームの中堅と戦い・・・最終的に大将戦で大将にも勝利すると、先鋒による「五人抜き」という偉業が達成される、といった具合です。
剣道では、毎年福岡県で開催される「玉竜旗高校剣道大会」が、この形式の試合として最も有名と言えるでしょう。
小学生の部は5年生・6年生の高学年チームです。
試合までの待ち時間が長いことがわかると、「身体を動かしておきたい」と選手のみんなから声が上がりました。
試合に臨む姿勢として、素晴らしかった!
しかし、小学生の部は、残念ながら1回戦敗退となりました。
試合慣れしている相手チームは強かった・・・。
「剣道は足が最も大切だ」と言われます。左右の足をバランス良く、整然と、美しく使うことが必要です。
またみんなで足さばきの稽古を積んでいきましょう!
小学校低学年の部は、4回戦まで進出しました。
3人がそれぞれ役割を果たし、チームを勝利に導きました。特に大将の活躍は素晴らしかった!!!
相手チームの先鋒に、こちらの先鋒・中堅が敗れ・・・
チームが勝つには、相手チームの先鋒・中堅・大将の3人とも倒す「3人抜き」を達成しなくてはいけない試合・・・
見事、大将が「3人抜き」!!!!
しかし、さらにもう一つ勝ち上がるためにはもっとレベルを上げる必要があります。
高学年の試合も含め、決してとどかないレベルではありません。またしっかり稽古していきましょう!
秋田杯は、参加しているチーム同士で「申し合わせ試合」を行うことができます。
試合をする選手がひしめく廊下で面を付け・・・・
試合をして、反省して、また試合・・・・
良い稽古ができました!お相手いただいたチームの皆さま、ありがとうございました。
試合後のご指導
片桐先生:
高学年チームは強いチームとの対戦になったが、よく頑張ったと思う。
しかし、足が止まっていることが多く、発声も弱い。気持ちの部分で負けてしまっては勝負にならない。
稽古で指摘されている強い発声をもっともっとやり続けていく必要がある。
低学年チームは上位まで勝ち上がることができたが、それぞれに課題がある。
稽古で注意を受けていることを直すように、意識し続けることが大切。
蛭田先生:
つばぜり合いの攻防が弱い。稽古の時につばぜり合いに入った瞬間、気を抜いている証拠だ。
連続して技を出すことや、こうしたつばぜり合いのことは、集中して意識を切らさない稽古をしなければレベルが上がらない。
また強い気持ちをもって、技術レベルを上げるように稽古しましょう。
長い1日となりました。
選手の皆さん、お疲れさまでした。
同行いただいた先生方、役員、保護者の皆さま、ありがとうございました。