猿の手紙の女の子。
昔ね。
《携帯》なんかありませんでした(笑)。
私が水商売を始めたばかりの頃の話。
《家電》や《ポケベル》の番号を《紙のコースター》の裏なんかに書いて交換してたりしてました。
ある日《くみ》という子が飲みにきました。
《観月ありさ》似のかわいい子でした。
私の1つ年上で誕生日が偶然にも《同じ日》でした。
運命をだね!みたいな事も手伝い話が弾みました。
それからなんとなく《付き合い》が始まりました。
なんとなくと言うのはくみちゃんには《別れてるか別れてないかわからない男》がいたし…。
私にも別れ間際の彼女がいたからです。
もしかしたらお互い別れる《キッカケ》と言う意味でも付き合い始めたのかも知れません。
そんなあやふやな感じなのでよく《喧嘩》もしました。
くみちゃんが店に来ても最初の内は楽しく飲んでるのですが…。
最後には怒って帰ってしまう事もよくありました。
私が店を終えて車に行くと…。
決まってワイパーの所に《手紙》が挟んでありました。
その頃の女の子は一枚づつ《ペリッと剥がせるメモ帳》の様な物を持ってる子が多くいました。
くみちゃんはそれに《手紙を書いて》挟んでいたのです。
大体は《怒ってる内容》でした。
私は『またかよ…。』と言う思いからあまり内容も読まずにいました。
それから何ヵ月か後に私達は別れました。
お互い《元のサヤ》に戻ったという事です。
それから数年後…。
母親から電話があり実家の私の部屋の《押し入れの掃除》をしてくれとの事でした。
私はその頃には一人暮らしをしてました。
久々に実家に行き、押し入れを掃除し始めると《大きな紙袋》がでてきました。
『これはなんだ…?』
中を覗くと《大量の手紙》が入っていました。
話は戻りますがその頃は携帯が無く…。
家電やポケベルの番号などを紙に書いていました。
私はお客さんに貰った番号の書いてある紙や手紙を貰う度にその紙袋に《無造作に入れていた》のでした。
『おおっ懐かしい~!』
色んな手紙がありました。
単に《箸袋》や《コースター》に番号だけ書いた物…。
女の子特有に複雑にかわいく折り畳んである手紙…。
そして一枚づつ剥がせる様なメモ帳に書いた手紙…。
『そうそう。こんな猿のキャラクターのメモ帳もあったな…。』
………。
猿?…。
それは《猿のキャラクター》を形どった5センチ位の小さなメモ帳でした。
くみちゃんのだ…。
くみちゃんはいつもこれ使ってた…。
あわてて《猿の手紙》だけを探してみると…。
全部で《20枚位》ありました。
読んでみました…。
……。
《さっきはごめんね…。》
《あたし怒ってばかりだね。》
《あと少しだよ。仕事がんばってね!》
《飲み過ぎないでね。》
《少しやせた?》
《今日の髪型良かったよ!》
《今度の日曜日は遊ぼうね。》
全部、短いながらもやさしい手紙ばかりでした。
怒ってる内容の手紙なんか1枚もありませんでした…。
若かった私は喧嘩した後にその手紙をみても素直に反応出来ずに怒ってると思ってしまっていたのか?…。
もしくは本当に読んで無かっただけなのか…。
こんな内容が書いてあるなんて思ってもみませんでした。
薄汚れた手紙の猿の顔。
クセのある丸文字…。
何回か書き直した後…。
オヤジ臭い事を言うと…。
携帯が無かった頃の方がいい時代だったのかも知れない。
でも…。やっぱり便利だし必要か(笑)。
【猿の手紙の女の子】
~owarai-host~
《携帯》なんかありませんでした(笑)。
私が水商売を始めたばかりの頃の話。
《家電》や《ポケベル》の番号を《紙のコースター》の裏なんかに書いて交換してたりしてました。
ある日《くみ》という子が飲みにきました。
《観月ありさ》似のかわいい子でした。
私の1つ年上で誕生日が偶然にも《同じ日》でした。
運命をだね!みたいな事も手伝い話が弾みました。
それからなんとなく《付き合い》が始まりました。
なんとなくと言うのはくみちゃんには《別れてるか別れてないかわからない男》がいたし…。
私にも別れ間際の彼女がいたからです。
もしかしたらお互い別れる《キッカケ》と言う意味でも付き合い始めたのかも知れません。
そんなあやふやな感じなのでよく《喧嘩》もしました。
くみちゃんが店に来ても最初の内は楽しく飲んでるのですが…。
最後には怒って帰ってしまう事もよくありました。
私が店を終えて車に行くと…。
決まってワイパーの所に《手紙》が挟んでありました。
その頃の女の子は一枚づつ《ペリッと剥がせるメモ帳》の様な物を持ってる子が多くいました。
くみちゃんはそれに《手紙を書いて》挟んでいたのです。
大体は《怒ってる内容》でした。
私は『またかよ…。』と言う思いからあまり内容も読まずにいました。
それから何ヵ月か後に私達は別れました。
お互い《元のサヤ》に戻ったという事です。
それから数年後…。
母親から電話があり実家の私の部屋の《押し入れの掃除》をしてくれとの事でした。
私はその頃には一人暮らしをしてました。
久々に実家に行き、押し入れを掃除し始めると《大きな紙袋》がでてきました。
『これはなんだ…?』
中を覗くと《大量の手紙》が入っていました。
話は戻りますがその頃は携帯が無く…。
家電やポケベルの番号などを紙に書いていました。
私はお客さんに貰った番号の書いてある紙や手紙を貰う度にその紙袋に《無造作に入れていた》のでした。
『おおっ懐かしい~!』
色んな手紙がありました。
単に《箸袋》や《コースター》に番号だけ書いた物…。
女の子特有に複雑にかわいく折り畳んである手紙…。
そして一枚づつ剥がせる様なメモ帳に書いた手紙…。
『そうそう。こんな猿のキャラクターのメモ帳もあったな…。』
………。
猿?…。
それは《猿のキャラクター》を形どった5センチ位の小さなメモ帳でした。
くみちゃんのだ…。
くみちゃんはいつもこれ使ってた…。
あわてて《猿の手紙》だけを探してみると…。
全部で《20枚位》ありました。
読んでみました…。
……。
《さっきはごめんね…。》
《あたし怒ってばかりだね。》
《あと少しだよ。仕事がんばってね!》
《飲み過ぎないでね。》
《少しやせた?》
《今日の髪型良かったよ!》
《今度の日曜日は遊ぼうね。》
全部、短いながらもやさしい手紙ばかりでした。
怒ってる内容の手紙なんか1枚もありませんでした…。
若かった私は喧嘩した後にその手紙をみても素直に反応出来ずに怒ってると思ってしまっていたのか?…。
もしくは本当に読んで無かっただけなのか…。
こんな内容が書いてあるなんて思ってもみませんでした。
薄汚れた手紙の猿の顔。
クセのある丸文字…。
何回か書き直した後…。
オヤジ臭い事を言うと…。
携帯が無かった頃の方がいい時代だったのかも知れない。
でも…。やっぱり便利だし必要か(笑)。
【猿の手紙の女の子】
~owarai-host~
新しい朝が来る訳。
地球が頑張って1回転するから新しい朝がやってきてる…。
太陽が勝手に登ってきてる訳では無い。
そんな当たり前の事に気付くと何かが変わるんじゃないか?
立ち止まらずに走ろうゼ。
俺がね…。
~owarai-host~
太陽が勝手に登ってきてる訳では無い。
そんな当たり前の事に気付くと何かが変わるんじゃないか?
立ち止まらずに走ろうゼ。
俺がね…。
~owarai-host~
魚の話。
川魚がいますね。
《淡水魚》でしたっけ?
《淡水魚》は海では生きられない魚。
川の下流、もうその先は海!みたいな所に住んでる魚はどうしてんだ。
『おっ?しょっぱくなってきたぞ、やばい!戻れ。』
なんてやってるのかな。
そういや鮭は子供産む時、海から川にくるなぁ。
奴らは両方オッケーなんだな。
以上です(笑)。
~owarai-host~
《淡水魚》でしたっけ?
《淡水魚》は海では生きられない魚。
川の下流、もうその先は海!みたいな所に住んでる魚はどうしてんだ。
『おっ?しょっぱくなってきたぞ、やばい!戻れ。』
なんてやってるのかな。
そういや鮭は子供産む時、海から川にくるなぁ。
奴らは両方オッケーなんだな。
以上です(笑)。
~owarai-host~