敗戦処理。 | 元お笑いホストの【自己満トーク♪】

敗戦処理。

今回は店の愚痴をだらだらと書く事にします(笑)。






うちの店のオーナーは見た目オッサンの40歳過ぎのオールバックだ。






このオールバックはちゃんと現場に出て、ホストもするオーナーだ。






ただ若いお客さんの席にはめったに着かない。






着かないのだが新規の若いお客さんが来ると強引に店に入れる。






新規のお客さんは入り口で入るか入るまいか悩んでる事が多い。






そしてその店がどんな店か説明を聞きたがってる事が多い。






昨日はうちの店はオーナーと私しかいなかった。






そんなホストあるの?とお思いだろうが、うちの店がそうだ。






ちっちゃい店だし、元々そんなにホストホストしてる店では無い。






だから何とかなるのだが、さすがに二人はきついので最近までは私とオーナーの他にホストが五人いた。






しかしその五人が同じ時期に一気に辞めてしまったのだ。






だから今は二人。






話を戻すと、新規のハタチ位の若い女の子二人組が顔をのぞかせていた。






それをみたオーナーは細かい説明もせず強引に店に入れてしまった。






『あちゃ~どうすんだよ?』 






私は思った。せめて『従業員は今日は二人だけですけどよろしいですか?』とか聞いてから入れて欲しい。





お客さんにしてみれば二人しか従業員がいないと説明を受けてから入店する分にはいいだろうが…。






入店してからそれに気付かされれば気分を害する恐れだってある。






騙されたと感じるかも知れないし店の印象だって悪くなる。






その辺りをこのオーナーは全く考えてない。






しかも若いお客さんにはオーナーは席に着かない。






私が着く事になるのだ。






店に入った途端、従業員が二人しか居ない事に気付くお客。当然あぜんとしてる。






そこへスーパーイケメンが着けばまだいいが席に着くのは30過ぎの私一人。






しかもお客さん二人に対して私一人しか着かないのだ。






とんでも無い状況である。





まず最初に『ごめんね、今日は従業員二人しかいないんですよ~。』とあやまりから入る…。






シーンとしてるお客さん二人。






かなりの猜疑心状態。






これはバカ役になるしかない。






19、ハタチの子と会話するのに私では世代にギャップがあるのは否めない。






会話で和ませるのは難しい。






ゲームしたりしてわざと負け、濃いお酒をイッキしたりしてバカ騒ぎするのが一番無難だ。






そんなこんなでやってみた結果、なんとか盛り上がり心を開いてくれた。






非常にいい子達だった。






しかし本当に困る。






その子達がたまたまいい子だっただけで…。






本当だったら怒っても無理は無い。






その辺り良く考えろよ、オールバック。






その子達もさすがにまた来店はしてくれないと思う…。





でもその割には私はかなり飲み過ぎてボロボロになった(笑)。






まぁホストなんてそんな事は良くある話だが…。









野球で言えば完全に敗戦処理のピッチャーでしたよ(笑)。










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